攻撃的なイヌ

Q.夫がピットブルテリアの子犬を飼いたいというのですが、うちには2歳の子供がいるので心配です。ピットブルテリアは危険ではないでしょうか?

 ピットブルテリアは、ほかのイヌとケンカをするという遺伝的な性質を持っています。しかしこの攻撃性は、飼い主がその性質を促進させた結果なのです。
 ですから、イヌは、その種類ではなく個々の性格で判定されるべきです。ピットブルテリアでも、非常に優しく献身的な性格のイヌもいます。
 しかしながら、遺伝的素地がある以上、ほかのイヌや小さい子供がそばにいるときは、特に注意を配るべきでしょう。
 また、イヌは本来群れを成す動物で、特にオスは群れのリーダーになりたがる性質を備えています。それゆえ、家族全員がそのイヌより上の立場にあるということを、イヌに理解させることが非常に重要です。

予告なしに突然攻撃的になる性質をもつといわれている犬種として、秋田犬、チャウチャウ、ロットワイラー、シャーペイなどがあげられます。

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