子犬のしつけ⑦
(パピークラス)
適切な食事管理と健康管理
◎食事管理
【食事に関連したしつけ】
食事を与える時には目と目を合わせて「おすわり」「待て」など簡単な号令をかけ、それに従ってから与えるようにする。
【食事に関係する問題行動の予防】
食事中に近づくと唸る場合は食べ物を守ろうとする子犬を叱ってはいけません。
フードを何回かに分けて食器に入れてあげるか、食べている間に犬の好物を入れるようにしてあげます。
こうして、人間が食器に近づくのは食べ物を横取りするためではなく、食べ物を追加したり、もっとおいしいものを入れてくれるためなのだと子犬が考えるようになります。
◎健康管理
ワクチン、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防、デンタルケア、避妊・去勢、シャンプー、耳・爪・肛門腺の手入れなどについて
【ワクチン接種時期】
ワクチン接種時期(8週齢から13週齢)と社会化期(3週齢から14週齢)のジレンマ。
伝染病のリスクを考慮したうえで、ワクチンプログラムが終了していなくても少なくとも抱っこをしてのお散歩をしてもらうことと、不特定多数の犬の集まる場所へのお散歩や、ワクチン接種や健康状態の不明な犬との接触は控えてもらい、犬の排泄物などに注意しながら少しづつ外出に慣れさせていきます。
【ワクチン接種時や診察時に子犬を怖がらせないこと】
診察の前・中・後のご褒美と褒めてあげることが大切です。