ウサギを屋内で遊ばせる時に注意するもの

屋内で遊ばせる時に注意するもの

電気コード・電話線

電気コードや電話線をかじって、感電したり漏電したりする為、特に危険である。ウサギが噛みきった電気コードが原因で引火し、火事になったという例もある(ペット災害)。
コード類はまとめて高い位置にはわせるか、カバーをかけると良い。
【ドアの開閉・人間の足元】
よく人間の後ろをついて歩いたりするため、踏まないよう足元には十分注意する。

テーブル周辺

ウサギは急に怒られるとテーブルの上からでも飛び降りることがある。高い場所にあがる足掛りになりそうなものは、遊んでいる間でも片付けておくと、飛び降りによる骨折を回避できる。

異物摂取

ビニール製品や発泡スチロールなどがこれに当たるが、体外に排出されれば問題はない。
しかし、排出されない場合、胃や腸に閉塞が起きる可能性がある。ビニールや輪ゴムなども注意する。
また、観葉植物の中にはウサギが食べないほうが良いものがあるため注意する。

屋内飼育の場合の運動量

運動させる決められた時間は特にない。完全ケージ飼いのウサギはケージの外に出ても、ずっと走り回っているわけではなく、寝転んだりじっとしている時間のほうが長い。
運動させなければならない、ではなく、息抜きやコミュニケーションをとるくらいのつもりで行なう。

屋外飼育の場合

市販の小屋や自作の小屋を用いる。屋外飼育は常に目が届くわけではないので、温度湿度に気をつけることが必要である。土を掘って巣穴を作り、そこで生活するアナウサギが飼いウサギの原種であるため、床材はできれば土のほうが良い。
冬は床が冷たくなるので、干し草やわらをたくさん入れることが必要である。隙間風が入らないように作るか、別に巣箱を入れると良い。また、湿気に弱いので、水はけが良くなるように工夫する。
肢の負担を軽くする為にも、すのこや、わらを敷く。
もともとコロニーをなして住む習性があるので、複数での放し飼いも十分な広さがあれば可能である。雄1頭に対して雌は6~8頭が最適である。

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