犬のしつけ②
トレーニング方法
【第1段階】
1.まず、サークル全面にペットシーツを敷き詰める。
2.犬が排泄をするタイミングをつかむため、1日の過ごし方をメモする(1週間以上)。
・たいていの犬は、①起きてすぐ、②食事の後、③遊んだ後、④寝る前、に排泄することが多い。
・排泄する前にする行動を知る(くるくる回る、地面のにおいをかぐなど)。
・どんな行動の前後に、排泄するかを知る。
・オシッコ、ウンチの回数、間隔を知る。
トイレに連れて行くタイミングがわかるようになる。
3.犬が排泄しそうになったら、すぐにトイレに連れて行く。トイレで排泄できたらよくほめて(おやつをあげてもよい)、ご褒美としてサークル(トイレ)から出してあげる(一緒に遊んであげてもよい)。
4.ペットシーツはこまめに取り替える(汚れているトイレは失敗の元!)
5.犬が、失敗する状況を作らない(必ず成功する状況にする)
・目の届かないときには、必ずサークルの中に入れるようにする。
・留守中は、トイレとベッドを合体させて留守番させる。失敗させる状況を作らない!
・犬が排泄しそうな時間には、必ずトイレに連れて行く。
6.万一失敗しても、絶対にしからず、片付けている現場を犬に見せないように別の場所に連れて行き、消臭剤を使って粗相をした場所のにおいを消す。
7.ちゃんとトイレで用を足したときは、すぐによくほめる。
【第2段階】
1.サークルの一面をあけた状態で遊ばせ、犬が自分でトイレに行くようになったかを確認する。目を離さない。
【第3段階】
1.サークルの一面をあけた状態で自発的にサークル(トイレ)に行くようになったら、サークルの面を1枚ずつ取り除いていく。
2.最終的には、サークル(囲い)のないペットシーツだけのトイレにする。